アイデンティティ

精神分析学者エリク・エリクソンが使い始めた用語。

昨日の私も私、いま現在の私も私、これからの私も私。私は唯一同一の人物であることを歴史性をもって、はっきりと確信して生きていることが大事ということで、アイデンティティと言い出した。

「アイデンティティは、死ぬまで続く無意識的過程」のこと。「私は私」ということは、今ここで確立したということではなく、プロセスとして死ぬまで続いている。アイデンティティを確立した時は死ぬ時。(河合隼雄著・石井米雄著 「日本人とグローバリゼーション (講談社+α新書)」より )

※理念開発と理念運用を生業とする弊社の経験的視点から、企業理念も個人理念も活動している限り、その意味合いは深まり続けると感じていてとても共感する内容です。つまり、個人や法人が関わる環境への好影響は今日よりも明日の方が大きくなるということです。ビジネス的には好業績になるということになりますね。